ホーム 農家さん HATISUKE(八助)

HATISUKE(八助)

場所
京都府亀岡市
養蜂家
岡野 春菜

HATISUKEは、京都府亀岡市でニホンミツバチの養蜂を行っています。
自然豊かな京の山々で育ったニホンミツバチが集める希少なはちみつを、薬剤を使わずに育て、一年に一度だけ採蜜。非加熱・垂れ蜜製法で、酵素や栄養素をできるだけそのまま残した状態で瓶詰めしています。
養蜂だけでなく、ワークショップやマルシェへの出店を通して、ニホンミツバチや自然環境の大切さを伝える活動にも取り組んでいます。

おすすめ

(時期によっては販売していない商品もあります)

プレーンはちみつ

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ドライいちごのはちみつ漬

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カカオニブはちみつ

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粒マスタード

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ピリ辛万願寺唐辛子の糀味噌

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​塩麴トマトソース

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こだわり

幻のはちみつ

HATISUKEのニホンミツバチは、京都の野山に咲く四季折々の花を飛びまわり、一年をかけて花粉や花蜜を集めます。
蜂の力で酵素を加え、じっくりと時間をかけ濃縮、熟成してできるのが、香り豊かで深い味わいを持つニホンミツバチのはちみつです。
セイヨウミツバチのはちみつには、「レンゲ」や「アカシア」のように一種類の花を主な蜜源としたものが多くありますが、ニホンミツバチは野山に咲くさまざまな花から少しずつ蜜を集めるため、採れるはちみつはすべて百花蜜です。
国内で流通するはちみつのうち、国産のものはわずか5%程度といわれていますが、そのなかでもニホンミツバチのはちみつは1%にも満たないとされています。その希少性と豊かな風味から、「幻のはちみつ」とも呼ばれています。

一匹のミツバチが集めるはちみつは約4g

一匹の働き蜂が一生のうちに集めるはちみつは約4g、小さじ一杯にも満たない量といわれています。
この働き蜂たちによって集められたニホンミツバチの百花蜜は、たくさんの栄養素のかたまりでもあり、濃厚で風味も豊かです。巣箱や採蜜する年によって味や香りも異なり、一つとして同じ味はありません。
HATISUKEでは、薬剤を使用せずにミツバチを飼育し、一年に一度だけ採取し、非加熱の状態で酵素も栄養素も活きたまま瓶詰めをして皆さまへお届けいたしております。

ろ過と結晶化

HATISUKEでは、できるだけ自然のままのはちみつを皆さまへお届けしたいという気持ちから、ゆっくりと“垂れ蜜”で丁寧にろ過をした分だけを、そのまま瓶詰めしております。
なめらかな食感をイメージされやすいはちみつですが、寒い季節になり15°Cを下回ると結晶化し、シャリシャリとした食感もお楽しみいただけます。
季節ごとにうつり変わるはちみつの変化もご堪能ください。

インタビュー

養蜂家の岡野春菜さんにお話を伺いました。

養蜂をする前は何をしていたのですか?
父の仕事の都合で12歳から15年間アメリカで暮らしました。
アメリカでは建築や設計、内装デザインの仕事に携わっており、自然とは全く無縁のオフィスビルで働いていました。
帰国後は京都で半導体企業の事務や建築事務所で働き、その後、結婚を機に仕事を辞めました。
養蜂を始めたのは2019年です。子どもが幼稚園や小学校へ通うようになり、少し手が離れた頃でした。
養蜂を始めたきっかけを教えてください。
父が以前、ニホンミツバチを飼っていたことが大きいです。
ただ、その時は一年も経たずにアカリンダニに感染し、群れが全滅してしまいました。それでも父は「また飼いたい」とずっと思っていて、ルアーを置いて自然に蜂が来てくれるのを待っていましたが、なかなか来てくれませんでした。
諦めかけていた頃、近所でニホンミツバチを飼っていた方から「飼ってみたら?」と声をかけていただき、その方を通じて一群を譲っていただいたのが始まりです。
最初から本格的な養蜂をするつもりだったのですか?
全然です。最初は趣味で、ニホンミツバチが可愛いと思うぐらいでした。
一方で、ニホンミツバチが年々減少していることも知っていたので、「なんとか守っていきたい」という思いもありました。
そこから2年、3年と経つうちに、3群だった群れが6群、8群、9群と少しずつ増えていきました。
そうした中で、「ミツバチを守りたいと思っていても、自分一人でやっているだけでは伝わらない」と感じるようになりました。そこで、ワークショップを開いたり、はちみつを販売したりして、活動の幅を少しずつ広げていきました。
養蜂をする上で大切にしていることを教えてください。
地域の方に理解していただくことが、とても大切だと思っています。
「蜂を飼われたら困る」「刺されたらどうするの?」と言われ、養蜂を続けられなくなった方もいます。
私の場合は、ニホンミツバチを飼い始めてから「果物の実のなり方が違う」と嬉しい声をかけてもらうこともありました。また、採れたはちみつを近所の方にお配りしたこともあり、その中には「自分も飼ってみたい」と言ってくださる方もいました。
少しずつ地域の方に活動を理解していただき、応援してくださる方が増えたことで、今の活動を続けてこられたのだと思います。
そんなふうに輪が広がってきた矢先に、養蜂場がクマの被害に遭いました。今は別の場所で養蜂を続けていますが、自然相手だからこその難しさを日々感じています。
今はどのような活動をされているのですか?
養蜂だけでなく、ワークショップを開いたり、マルシェや百貨店、オーガニックショップへ出店したりしています。
また、亀岡市川東地区を盛り上げるために、年2回開催される「カワヒガシマーケット」の運営にも携わっています。
さらに、女王蜂の香りに似ている金稜辺の香りを再現したルアーづくりのお手伝いもしています。このルアーがうまく機能すると、分蜂したニホンミツバチが自然に巣箱へ入ってくれます。
今後の目標や挑戦したいことを教えてください。
ニホンミツバチのはちみつの価値を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。
ニホンミツバチのはちみつは酵母を多く含み、自然発酵しやすい特徴があります。発酵によって生まれる豊かな香りも魅力で、バラの香りと同じ成分が含まれているともいわれています。また、巣箱ごとに味や香りが違うのも大きな特徴です。
今後は、酵母や遊離アミノ酸などを分析し、「なぜおいしいのか」「どんな特徴があるのか」を数値として見えるようにしたいと考えています。それによって、ニホンミツバチのはちみつの価値をより多くの人に伝えられ、養蜂家がきちんと生計を立てられる仕組みづくりや、世界にも通用する価値として発信していけたらと思っています。
また、ニホンミツバチを増やすためには、蜜源となる山や水など豊かな自然環境が欠かせません。養蜂を通して環境をより良くしていきながら、料理教室なども開き、食や自然の魅力を伝える活動にも取り組んでいきたいです。

メッセージ

ニホンミツバチは、花々の受粉を助け、野菜や果物を実らせるなど、私たちの暮らしを支えてくれている大切な存在です。しかし、その数は年々減少しています。
私は養蜂を通して、はちみつを届けるだけでなく、ニホンミツバチや自然環境の大切さも伝えていきたいと考えています。
ニホンミツバチが暮らせる環境が広がることは、豊かな自然を守るだけでなく、私たちの食や暮らしを未来へつないでいくことにもつながります。
HATISUKEのはちみつが、ニホンミツバチや自然環境について考えるきっかけになれば嬉しいです。

岡野 春菜

詳細情報

ホームページ
https://www.hatisuke.com/

出店情報

無印良品(二条駅前)
毎月第2週目の土曜・日曜に、みつろうワークショップと商品の販売を行っています。

カワヒガシマーケット
毎年4月と11月に開催される、亀岡市川東地区の地域イベント「カワヒガシマーケット」の運営を行っています。

亀岡ボンボンマルシェ
年に2回ほど、みつろうワークショップと商品の販売で出店しています。

 

最新の出店情報やイベントの詳細は、Instagramで随時発信しています。ぜひフォローしてご覧ください。

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